花盗人の花日記

初めてのヤマビワ、高さ１０ｍ程の高木になっています、これはアワブキ科、因みにビワはバラ科、名前の似たハマビワはクスノキ科でややこしい。


沢山の花を咲かせていますが全く手が届かず。


側に低い木もありました、坂道上から撮っているので水平に撮っていますがそれでも手が届かない。


幸い近くにもありました、これなら手が届く。


前年の枝から今年枝と新しい葉を伸ばし花序を付けている。


円錐花序なのがよくわかります。


ひと目見ただけで今まで見たことのないような花でした、ネットで検索してもヤマビワは出てくるが花のドアップは殆ど出てこない。


花弁は５枚で内側の２枚は小さい、蜜のように見えているのは多分雨粒、前の晩降ったかな。


雌しべが突き出ているが柱頭は膨らんでないようです、雄しべは２本、仮雄しべが３本あるそうですがよくわからない。


葉は確かにビワに似ています、互生ですが枝先に集中するので輪生しているように見える。


葉に褐色の毛、特に脈状に集中している。


葉の裏は葉脈が浮き出ている、こちらにも褐色の毛。


葉柄や花序軸にも褐色の毛が密集、これもビワに似ています。


樹皮は白っぽいそうだがこれは緑がかっている、ブツブツの皮目がある、これで１０ｃｍくらいでしょうか、樹高の割にはあまり太くない。


アワブキ科アワブキ属

（５月２６日撮影）

ここはブロ友さんに教えてもらいました、ハマビワは名前だけは知っていたけどヤマビワは全く知らず、なのでヤマビワと言われても勝手に脳内変換してハマビワと思い込んでいた(^^;;;、花を見ても随分違うなと思いつつ訂正が効かず。