2017. 08. 05  
日当たりの良い湿っぽい場所に咲いていたヒメオトギリ、黄色い花全部がそうかと思ったけどサワオトギリと混在、むしろサワの方が多かった、ネジバナもまだ咲いています
ヒメオトギリ

花は6-8mm、サワオトギリとよく似ています
ヒメオトギリ

雄しべは10-20本、これは12,3本あるでしょうか
ヒメオトギリ

花柱は3本、サワオトギリは柱頭が赤くなりますがこちらは赤くならないかな
ヒメオトギリ

萼片に明線、花弁にも黒点はないようです
ヒメオトギリ

対生する葉が茎を抱くのがサワオトギリとの一番の違い
ヒメオトギリ

葉に明点があるが黒点はありません
ヒメオトギリ

サワオトギリとのツーショット、随分イメージが違います、花はほぼ同じ大きさ、ヒメの方がややオレンジがかっているでしょうか
ヒメオトギリ

花序下の苞葉がまるで違います、ヒメは線形の苞葉だがサワは葉と同じような大きさなので前の写真のように上から見ても目立ちます
ヒメオトギリ

子房はヒメの方がおおきいでしょうか、その分花柱が短いようです
ヒメオトギリ

オトギリソウ科オトギリソウ属

(7月26日撮影)
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Comment
同じ仲間で 二つ一緒にあるとその違いがよく解りますね。
ヒメとサワ。サワはまだ未見で その変種のナガサキオトギリが一番多く見かけるかな。
ヒメは姿勢がよくないにもかかわらず平家蟹さんのカメラキャッチ素晴らしい~。
萼片の明線、 葉の明点、きっちりポイント写真でわかるので有難いです。
庭にもあちこちの植木鉢に咲きます。背の高いのと低いのがあります。
今までは全部オトギリソウでUpしていました。
午前中だけ花が開きます。
庭のを今日の説明と合わせて確認してみます。
種が飛ぶんでしょうか。。とんでもない場所でも咲いています。
stellaさんへ
今まではヒメとサワは葉の茎の抱き方だけで区別していましたがこうやって直接比較してみると違いが色々わかりますね。
自分自身勉強になるな~(笑)
一つの特徴だけで区別するのは危険だとは分かっているのですがつい安易な方向に振れてしまう(^^;)
サワはまだ未見でヒメの方が多いですか、こちらはサワは割と見ることが出来ます、ヒメは少ないです。
ナガサキオトギリか、頭の片隅には入っていたけど全く考慮してなかったな(^^;)
オトギリソウの仲間は区別点が明確なのでそのあたりはキッチリ撮ってます(^^ゞ
komakua2tさんへ
オトギリソウの仲間で一番見かけるのはやはりオトギリソウでしょうね。
他のは湿っぽい場所を好みますがオトギリソウはそれよりは乾燥した場所でも生えています。
午前中だけ咲くのならコケオトギリの可能性があります、
花も小さいし対生する葉も小さいから比較的分かりやすいかなと思います。
またアップして見せてください。
種を積極的にバラまく植物ではないのですがほんとどうやって種が広がっていくんでしょうね。
こんにちは
これがヒメオトギリですか。なるほど雄蕊が多く花柱は赤くならないんですね。サワオトギリも見たことがありません。
多摩NTの住人さんへ
ヒメとサワは葉が茎を抱くかどうかだけで区別していましたがこうやって直接比較するとより違いが分かり勉強になりました。
別々に見ていると違いをよく見てないなと思った次第です。
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