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search : ウツギ
ノリウツギ
林道に生えているノリウツギ、前回7月17日に来た時はまだ蕾でした。まだ綺麗に咲いていると思ったけど目立つのは装飾花ばかりでした。ここのは下に下がっていて間近で見られます。花序先端辺りにまだ生殖花が咲いていました、更に先端は蕾、幾らなんでも遅すぎるだろ。生殖花、ブレてしまった。これも花が開いている辺りの装飾花は上向きですが花が終わると下向きになっています、アジサイ科共通なんでしょうか。さすがにこれは...
リョウブ
林縁に咲いていたリョウブ、平尾台では初めての花となりました、ノリウツギの近くだけど去年は気が付かなかったな。花盛りかと思いましたがまだ蕾も多かった、でも花序下の方は終わった花もある、一つの花の寿命は短そうですが全体としては長そうです。5枚の花弁に10本の雄しべ、柱頭はまだ開いていない、子房に毛が密生しています。柱頭は3裂、葯は2室、まるで蟹の爪柱頭先端が半透明なのが分かる。中央の花は柱頭が開いてい...
ノリウツギ
去年と同じ株のノリウツギ去年は8月1日の撮影、2週間も前だからやっと咲き始めた程度望遠で撮影、装飾花が出ているのは何とかわかります。こちらは近くの林道、以前見つけていました、こちらのあてがあったので前のは近寄らなかったけどこっちは全く咲いてなかった、あてが外れた。アジサイ科アジサイ属(7月17日撮影)...
バイカウツギ
去年花後を見つけていたので探していたバイカウツギ、やっと見つけたけどもう花の終わりの頃でした、ウツギと名が付いているがウツギ属ではなくバイカウツギ属。白い4弁の花、梅に似ているかな。上の方はまだきれいな花があったけど手が届かず。下の方に綺麗なのもありました、花弁の中央軸に僅かにピンク色があるかな。多数の雄しべ、中央に雌しべがありますが雄しべと同じようで分かりにくい、花柱がやや太く柱頭は4裂している...
ハコネウツギ
紅白の花を咲かせていた樹木、ハコネウツギだとすぐわかりました、植栽のは見たことがありますが野生のを見るのは初めて。花は白から赤に変わっていきます。咲き始めは真っ白、上の方なので望遠で撮影。色がだんだん赤くなり中間的な淡赤色の花、それにしても柱頭がでっかい。すっかり赤くなった花、そろそろ終わりなので傷んできている、花弁だけでなく花糸や花柱まで赤くなっている。葉は対生で楕円形~広卵形、先端が尖り浅い鋸...
コガクウツギ
郊外へミニ遠征、でも目的の花は早すぎ遅すぎで見られず、咲いている花も少なかった。コガクウツギは数が多いので普段は殆ど無視、でもこの日は収穫が少なかったので撮ってみました。生殖花の周りを装飾花が取り囲む、普通は1-3個くらい。装飾花が全く無いのもあります、むしろこちらの方が多いか。萼片が大きく真っ白になっている、これは3裂、ガクウツギは萼片先端が尖り気味になるそうです。これは4裂、内側のが多少小さく...
ツクバネウツギ
細い枝をぶら下げて花を咲かせていたツクバネウツギ鐘状漏斗形の花、普通2個セットで咲く、萼の下部に見えているのは花柄じゃなく子房上唇2裂、下唇3裂、科を超えてこのような花はよく見かけますが普遍的な利点があるんでしょうね、下唇裂片にオレンジ色の斑紋、奥の方は網目状になる。下唇には毛が生えている、雌しべが突き出ているが雄しべは出て来ない。萼片は5枚(1枚隠れてる)、コツクバネウツギは2,3枚で花も少し小...
ヒメウツギ
林縁に咲いていた白い花、多分ヒメウツギ、ウツギより少し早く咲き始める、草が茂ってくると入れないような場所まで行ってみたけど目ぼしい野草はなかった。これでアジサイ科か、と調べてみて改めて驚く。花弁も花糸も真っ白、葯だけ黄色花糸に翼がある、肩部分の尖り具合でウツギを区別するそうだが迷うのもあって相当難しいかなと思うので今は全くしてません。ウツギは萼片や花柄に毛が多いがこれはほぼ無毛なのでやはりヒメウツ...
ウツギ(菌えい)
(閲覧注意)ウツギの葉の表面に丸い病変、これは虫こぶだなと直感。裏返してみるとやはり虫こぶでした、でも検索してもこんなのが出てこない、更に調べてみると菌えいと呼ばれるもののようでした、これはさび病の一種のようです。この木にはたくさん生じていました。虫こぶは虫えいとも言い漢字で書くと”虫癭”、菌えいも漢字で書くと”菌癭”ですが難しいので菌えいと書いておきます。桜の天狗巣病とかマメ科の根粒も菌えいの一種だ...
2022年総括
2022年記事総数738 新規49種、その内平尾台24,県内12,自宅付近4,県外9今年からフィールドを変更したので新規の花が増えました。半分くらいは平尾台、福岡以外の県外はみな古墳巡りの序で、県内はほぼ西部だけ、もう少し山登りもしたかったが殆ど出来なかった。新規の花はリンクをはっておきます。平尾台ヤマザトタンポポ、イブキシモツケ、ツレサギソウ、ノハナショウブ、コバノトンボソウ、ヒメケフシグロ、ヤ...